中毒症の恐れがある事から一気に守りたい存在に変わりました

DHA

 

新しい家族が増えるというのはとっても嬉しいものですが、ちゃんと育てられるかや可愛がれるかなど人により大なり小なり不安もありますよね。

 

私の場合はいつ子供が出来ても良いと思ってはいたものの、いざ妊娠をすると「この夏は旅行に行きたかったのに!」と思ったりもっと二人の時間が欲しかったな。と考えたり自分でも驚く程の矛盾な考えが頭の中に出てきて戸惑ったりしました。
そしてつわりが酷くなってきたら「こんなにしんどいのに可愛くなかったらどうしよう。可愛がれないかもしれない」「今でさえ気持ち悪くて寝られないのに産まれたらもっと大変になるんだ…」とちょっと鬱気味になって主人に泣いて当たって迷惑をかけてしまったりしました。
主人はそんな私を受け入れてくれて、「大丈夫だよ、きっとちゃんと可愛いよ。一緒に育てようね。」といってくれるのですが毎日いってもらわないと不安でなりませんでした。

 

信じられないという方も多いでしょうが、本当に思った事です。
こんなこと現実で人に話すと非難轟々でとても周りに言える話ではないのですが実際にそう考えていました。

 

しかしそんな考えが変わる大きな出来事が妊娠中に起こりました。
それは「妊娠高血圧症の疑いがある」と診断された時の事です。

 

それまで、つわりはあるものの医療機関的に問題ないと言われる妊娠生活をしていました。
仕事にもフルタイムで出勤をし、今まで通り働いていました。
それでも最近は動悸が激しいな、苦しいな位はありましたが血圧に関して全く考えた事がありませんでした。

 

妊娠高血圧症というのはいわゆる妊娠中毒症の事で、最悪の場合母体も胎児も死に至る事のある大変危険な病気です。
すぐに会社に休暇を出して安静にするように、と病院で指示を出されました。
当初はさほど気にしていなかったのですが、主人に話したところ一気に顔が真っ青に。
普段さほどの事では驚かない主人のリアクションでそれだけ危険な症状なのだと察する事が出来ました。

 

そこから自分の中で、ずっと私の邪魔ばかりしている様な気がして嫌いだった赤ちゃんを守る為にちゃんとしなければならないと考えるようになりました。
もし最悪の事態が起きたら、大事な主人を1人にさせてしまうという恐怖や絶望もあり出来るだけ医師の指示に従おうとしました。

 

運良く会社もすぐに理解をしてくださり、翌日から出産までずっと緊急で休暇を与えてくれる事になりました。
周りには非常に迷惑をかけてしまったので今でも夫婦揃って頭が上がりません。

 

そうしたこともあり、それ以降は赤ちゃんに話しかけも出来るようになりました。
挨拶はもちろん「ちゃんと予定日までお腹にいるんだよ」「頭はこっちに向けて寝るのが良いんだよ」などど話自分なりに妊娠と出産をこのときしっかりと受け入れた様な気がします。

 

出産は無事予定日で、元気な男の子でした。
寝れないしんどさや主人との時間をまだ上手につくれないもどかしさもありますが、なにより無事に産まれてきてくれて主人に似ている家族が増えた事はとても嬉しいことでした。

 

これからもきっと悩む事があるかと思いますが、ふとしたきっかけでそれらは解消するのではないかな、と今回の件で思えるようになりました。